マグネットBlog
番外編1
夢枕獏先生と相模川で鮎毛バリ釣り
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マグナ2015年3月発行「鮎毛バリ大図鑑」
3月にマグナより発行となった私の著書「鮎毛バリ大図鑑」は御陰さまで鮎毛バリ釣りの新たなバイブルとなろうとしています。その巻頭を飾っていただいたのが小説家で、鮎釣りにも造詣が深い夢枕獏先生です。
先日、獏先生からドブ釣りをやってみたいのでご案内乞う、という依頼をいただき、さっそく解禁を迎えたばかりの相模川をご案内しました。
巧みなサオ操作で釣り上げる獏先生
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小倉橋下流のポイントで竿を出す夢枕獏先生(左)と私
午後3時に現場で合流し、竿を出したのは小倉橋下流のポイント。獏先生は瀬脇のトロ場(早い流れの脇を流れるの緩い流れ)で定番毛バリの「八ッ橋荒巻」で連続ヒットし、その後も巧みなサオ操作で次々と鮎を釣り上げました。
「赤玉ポートワイン」で入れ食いに
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夕釣りに強い通称「赤玉ポートワイン」
18時半を迎えると毛バリを通称「赤玉ポートワイン」に一斉にスイッチ。この毛バリは胴に赤いビーズを幾つか配置してあり、この名前で呼ばれていますが、夕方によく釣れる毛バリといわれています。
評判どうり針を水面直下に入れて待つと、入れ食いになり「ポートワイン…ポートワイン…」という声が河原にコダマしました。
多数の著作物でお忙しい獏先生もつかの間の釣りを多いに楽しまれたようで、ご案内できて光栄でした。「またご一緒しましょう」と約束をして夕暮れの相模川をあとにしました。