マグネットBlog
第11回
マグナカタログ写真撮影紀行 アメリカ編 その4
ナイアガラ、Horsesho Falls
マグナの製品カタログの教材用マグネットの中に馬蹄形磁石がラインナップされています。アルニコやフェライトでできたこの磁石は学校教材として広く、また長年親しまれてきた磁石で、磁石の代表的イメージともなっています。
馬蹄とは馬のひづめにつける蹄鉄のことで、馬蹄形磁石はU字型を逆さにしたような蹄鉄の形に似ていることからつけられた名前です。馬蹄は英語でHorseshoe、当時、会社案内用にもイメージ写真を探していた私たちは、Horseshoe と呼ばれる滝がナイアガラの滝にあるというのをアメリカ支社長から聞きつけ、カナダ国境のナイアガラの滝に向かいました。
そのHorseshoe 滝はナイアガラのアメリカ国境を超えたカナダ側にありました。ナイアガラでは最も水量の多い滝で、轟々と流れ落ちる滝の音は数キロ先から聞こえ、近づくとまったく話し声も聞こえなくなるくらい迫力のある滝でした。圧倒的な自然の力に感動したのを覚えています。
Horseshoe Fallの馬蹄形にえぐれた部分は、絶え間ない滝の流れで常に浸食され、日々後退しているそうです。
経営理念を伝える頁で今も使用
ナイアガラのカナダ滝で撮影したHorseshow falls の写真は、2004年版マグナ会社案内にイメージ写真として登場し、現在も会社の経営理念を伝える頁で使われています。